# 起動時の自動スタートアップ

Wallpaper Engine設定の「一般」タブで、コンピュータが起動したときにWallpaper Engineを起動させることができます。一番上で、自動スタートアップオプションを有効にすることができます。これによってシステムが起動したときに、アプリケーションはバックグラウンドで静かに起動します。

# 「優先的」と「普通」の起動オプションの違いとは？

優先的オプションを選択すると、Wallpaper EngineはWindowsのサービスを登録します。これによって、Wallpaper EngineはWindowsと同時に自動的に起動するように設定された他のプログラムよりも前に起動します。これがアプリケーションのパフォーマンスに影響することは全くありません。

この優先起動オプションの短所は、信頼性に欠ける可能性があることです。これは主に、アンチウイルスが過剰反応し、Wallpaper Engineが悪意ある動作を行おうとしていると誤解して、Wallpaper Engineがこのモードで起動するのをブロックするためです。

# 自動起動を有効にしたのに起動しません。どうしたらいいですか？

優先起動オプションを使用されている場合、このオプションを無効にして、普通の自動起動に切り替えてみてください。上で説明したように、優先起動モードは速く起動しますが、さまざまな、特にアンチウイルスにブロックされることがあるという理由で信頼性に欠けます。

普通のオプションを使用されていてWindowsと同時に起動しない場合は、オプションを優先起動に変えてみて、問題が解消するかどうかを確認してください。

優先起動でも普通起動でもうまくいかない場合は、インストールされているアンチウイルスソフトをチェックしてください。アンチウイルスやファイアーウォールアプリケーションによっては、Wallpaper Engineがコンピュータの起動時に自動的に起動することをブロックすることがあります。アンチウイルスソフトウェアには、たいてい特定のフォルダやアプリケーションを無視する「ホワイトリスト」機能があります。wallpaper_engineのインストールディレクトリと、その中の実行可能ファイルすべてをホワイトリストに入れてください。

それ以外のレアなケースとしては、あなた（またはシステム上のアプリケーション）がWallpaper Engineの.exeファイルを管理者のみ実行可能なファイルとして設定し、その後、自動的に起動できなくなることがあります。この場合、管理者設定を外してから自動起動をオフにし、またオンに戻す必要があります。

自動起動がうまくいかない場合、原因はほぼ常に、アンチウイルスソフトウェアのやりすぎに関係しています。アンチウイルスまたはファイアーウォールアプリケーションがインストールされている場合は、その設定とセキュリティレベルをもう一度確認してください。

# Wallpaper EngineはWindowsと同時に起動するが、壁紙（の一部）が表示されない

コンピュータの起動後、時計の隣にあるWindowsトレイ内でWallpaper Engineのアイコンが表示されていることを確認してください。システムが起動したあと、アイコンはそこにあるのに、モニタのいくつか、あるいは全部においてそれぞれの壁紙が表示されない場合は、グラフィックスカードドライバに問題があります。基本的には、グラフィックスカードドライバがモニタに新しい識別子を割り当て続け、Wallpaper Engineは新しいモニタの設定が行われようとしていると解釈しています。これは、Wallpaper Engine設定の一般タブ内にある*"モニター識別"オプションを、レイアウトまたはGDI*に変更することで解消されます。また、この場合、グラフィックスカードドライバをクリーン再インストールすることもお勧めします。これはWindowsインストールに潜在的な問題があることを示しているからです。

# Wallpaper Engineが、システムスタートアップに間違った壁紙を割り当てている

これは前のセクションと同じ問題です。マルチモニターを持っていて、壁紙がスタートアップ時に間違ったモニターに割り当てられる場合、Wallpaper Engine設定の一般タブ内にあるモニター識別オプションを、レイアウトまたはGDIに変更してみてください。