# RGBハードウェアサポート(iCUE & Chroma)
Wallpaper Engineは、Razer ChromaとCorsair iCUEをサポートしています。また、これにはこれらのエコシステムに統合されている可能性のあるシステムが含まれます。
# RGBハードウェアを有効あるいは無効にする方法
Wallpaper Engine設定の「プラグイン」セクションに、iCUE & Chroma SDK pluginがあります。 この左側のチェックボックスをマークすることによって、この一般的なRGBプラグインのロードを有効あるいは無効にすることができます。 また、その隣の歯車のマークをクリックすることで、さらにその個別の部分を設定することができます。
また、RGBサポートは各壁紙上で切り替えることができます。 プラグインが有効になっている場合、各壁紙のプロパティリストの最上部に、LED効果を有効にするオプションがあります。これにより、壁紙ごとのRGBライトをコントロールすることができます。
# RGBハードウェアの色が明るすぎる
デフォルトでは、RGBカラーは少し強めになっています。 ほとんどの壁紙では、こうすることで見栄えが良くなるのですが、それが好みでない場合は、RGBプラグインの設定にあるLEDカラーをブーストオプションを無効にすることでオフにできます。
# RGBハードウェアが動作しない
Wallpaper Engineは、RGBハードウェアと直接にやり取りすることはできません。すべてのカラー情報は、まずRGBドライバに送られます。 1つ、あるいは複数のハードウェアが動作していない場合、問題は、ハードウェアベンダーのソフトウェアの側にあると考えられます。 ハードウェアが非常に古い場合、ハードウェアベンダーによって完全にサポートされておらず、動作しません。 Wallpaper Engineの側で修正することはできません。
Wallpaper Engineのプラグインセクションが見えない場合、Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015がインストールされていないか、破損している可能性が高いです。これは、この機能に必須のものです。 Microsoftのサイトからこのパッケージをダウンロードしてインストールすると、システムの再起動後に問題は解消されます。
# ハイバネーション後のRGBハードウェアに関する問題
珍しいケースですが、ハイバネーションによって、Wallpaper Engineと組み合わせて使用しているRGBハードウェアが動作を止めてしまうことがあります。 システムがハイバネーションから復帰した時に、RGBハードウェアのいくつか、または全部が正しく動作しなくなってしまう場合は、Wallpaper Engine設定の 一般 タブで、ハイバネーション後セーフスタート オプションを有効にしてみてください。これにより、この種類の問題が起きた多くのユーザーについて、問題が解決しています。
さらに、Wallpaper Engine設定の プラグイン タブの下部にある プラグインロード遅延 オプションを使うと、Wallpaper EngineがRGBハードウェアに接続しようとする試みを遅らせることができます。 値を 30秒 にして、問題が解決するかどうかを試してみてください。
# Corsair
Wallpaper EngineのiCUEへの接続を許可するため、iCUE 4以降ではiCUE側の設定でソフトウェア制御を手動で有効にしておく必要があります。 RGBライティングとCorsair iCUEの間で互換性の問題が発生した際、まずはiCUE側の設定を確認してください。
- iCUEを起動してください。
- 画面右上にある設定のアイコンをクリックしてください。
- 設定ウィンドウ内、左側のメニューにあるソフトウェアとゲームをクリックしてください。
- ソフトウェアのインテグレーションが有効になっていることを確認してください。 デバイスタブで、すべてのハードウェアデバイスがこのタイプのRGBライティングに対して有効になっていることを確認してください。
Corsairのライティング設定に関する問題が解消されない場合は、PCを再起動させた後、Corsair iCUEを再インストールしてください。 Corsairのソフトウェアスイートを再インストールし、ソフトウェアのインテグレーションを手動で有効にすることで問題の多くは解決されます。
iCUEは排他モードで使用されているという点に注意してください。これは、Wallpaper Engineが、ゲームなどの他のiCUE互換ソフトウェアよりも優先的に使用するということです。 ゲームにキーボードをアニメーションさせたい場合は、Wallpaper Engine設定のパフォーマンスタブで、他のアプリケーションがフルスクリーンになった場合オプションを停止(メモリ解放) にセットして、ゲーム中は壁紙を停止させてください。 または、RGBプラグインを無効にしたり、壁紙ごとにRGBオプションを無効にしたりすることもできます。
Corsair iCUEハードウェアのサポートが必要な場合は、Corsairに直接お問い合わせください。
Corsairのサポートに関して問題が起きた場合、私たちにご連絡いただくこともできます。何か力になれるかどうか確認させていただきます。
# Razer
Razer RGB ハードウェアに関する問題のほとんどは、Wallpaper Engine が起動していない時に Razer ソフトウェアスイートのクリーン再インストールを行うことで解消できます。
- Wallpaper Engine を完全に終了します。 これは非常に重要な手順なので飛ばさないでください。
- すべての Razer ソフトウェアを Windows を使ってアンインストールします。
- Razer Synapse 3 の最新バージョンをダウンロードし直し、インストールします。 重要:Razer SynapseそのもののChroma Connectモジュールも必ず再インストールしてください。
- コンピューターを再起動します。Windows の再起動前に Wallpaper Engine を起動しないでください。
RGB ハードウェアの問題が解決しているかどうか確認します。 Razer ハードウェアに関してさらにサポートが必要な場合は、Razer に直接お問い合わせください:
Razerのサポートに関して問題が起きた場合、私たちにご連絡いただくこともできます。何か力になれるかどうか確認させていただきます。
# Razer Synapse 2 以前
Wallpaper Engineは、Razer Synapse 3以降のみをサポートしています。 Razer Synapse 1またはRazer Synapse 2をお使いの場合は、これらを完全にアンインストールして、Razer Synapseの最新バージョンにアップグレードしてください。 以前、古いRazer Synapseの名残がシステムに残っていたために問題が起きたことがあります。 Razer Synapse 2以前のバージョンをインストールしていたことがあり、RGBライティングに問題が起きたり、RGBプラグインが有効になっているときにクラッシュしたりする場合は、古いRazer Synapseバージョンのものがシステムに残っているのを見つけて削除する必要があるかもしれません。
お使いのRazerハードウェアが古く、Razer Synapse 3以降をサポートしていない場合は、残念ながら、そのRGBライティングはWallpaper Engineとは互換性がありません。