# 音楽プレイヤーへのオーディオビジュアライザーの限定

Windowsのオーディオ機能により、Wallpaper Engine自体が選択した音楽プレイヤーにオーディオビジュアライザーを限定することはできません。 しかし、サードパーティーのソフトウェアを使ってフェイクのオーディオデバイスを作り、これを達成することは可能です。 ここでは、そのようなフェイクのオーディオデバイスをセットする方法の一つと、このセットアップを正しく機能させるためのWindows 10とWallpaper Engineの設定方法を説明します。

ただ、私たちがフェイクのオーディオデバイスのサポートを提供するわけではないということと、これがうまく機能することを保証することはできないということにご注意ください。これは非常に進んだセットアップで、Wallpaper Engineが提供できる内容をはるかに超えています。 これは、システムの進んだカスタマイズを行いたいと思われるユーザーの皆様への役に立つヘルプとして提供されるだけです。

WARNING

ご注意ください これは、Windows 10のアップデートされたバージョンでのみ機能します。 古いWindowsではいくつかの機能が欠けていて、このガイドの通りのことが行えない場合があります。

# フェイクオーディオデバイスのインストール

無料のVB-CABLE Virtual Audio Deviceをお勧めします。これは以下のサイトでダウンロードできます:

ファイルをダウンロードして解凍します。その後、お使いのWindows 10のバージョンに応じて、32-BitのVBCABLE_Setup.exeまたは64-BitのVBCABLE_Setup_x64.exeをインストールします。 右クリックして管理者として実行を選択し、管理者の権限でセットアップファイルを実行してください。 セットアップの指示に従い、オーディオデバイスを正しくインストールしましょう。

# WindowsとWallpaper Engineのセットアップ

下の動画をチェックしてください。ここでは、Windows 10(英語版)のすべての手順が最初から最後まで表示され、以下の手順を行う時の参考になります。

  1. あとでWallpaper Engineで使いたいソフトウェアを使って、音楽を再生します。
  2. Windowsのタスクトレイの時計の隣にあるオーディオアイコンを右クリックし、サウンド設定を開くを選択します。
  3. 開いたページを一番下までスクロールし、アプリの音量とデバイスの設定をクリックします。
  4. オーディオを再生するアプリケーションすべてがリスト表示されます。 使っている音楽プレイヤーを見つけ、出力の列で、オプションをデフォルトからケーブル入力(VB-Audio Virtual Cable) に変更します。 オーディオプレイヤーは、すぐ音がしなくなります。これは予期された動作です。
  5. Windowsのサウンド設定のメインページに戻り、右上のサウンドコントロールパネルを選択します。
  6. 小さなウィンドウが開きます。録音タブを開き、ケーブル出力オーディオデバイスを右クリックしてプロパティを選択します。
  7. また別のウィンドウが開きます。聴くタブをクリックし、このデバイスを聴くを選択します。 適用OKをクリックします。これで音楽プレイヤーの音楽が戻ってくるはずです。
  8. これでWindowsは正常に設定されました。Wallpaper Engine設定を開き、一般タブで出力デバイスケーブル入力(VB-Audio Virtual Cable) に変更します。 Wallpaper Engineはこれで音楽プレイヤーからの音楽に反応しつつ、コンピュータの他のアプリケーションは無視するようになるはずです。

上記の手順のすべてを表示する動画: